動画の第2段を公開いたしました。
今回は歌う時の姿勢についてお話させて頂いています。
意外と歌う時の姿勢についてちゃんと説明してくれる声楽教師というのはいないもので、どうしても発声の延長線上でちょっと触れる程度になってしまうので、
今回は、あえて歌う時の姿勢に焦点を当てて解説してみました。
声楽評論解説動画2:歌う時の良い姿勢について
前回は音声の調節が上手くいかず聴き取り難く、ご視聴下さった方にはご不便をお掛けいたしました。
今回はちゃんと聴こえると思いますので、感想などがあれば書き込んで頂ければ幸いです。
私は聴くだけで、自分ではまったく歌わない人間ですが、興味深い話だと思いました。そう言えば、クラシックバレエにおいて踊っていないで立っている時のダンサーやバレリーナの足元も同じですね。ぐらぐらせず、美しく見える姿勢、ということでしょうか。
JKさん
コメントありがとうございます。
バレエについては詳しくないのですが、
演技指導のバレエの先生などから聞いた話では、バレエは飛び上がる運動に対応する良い姿勢なので、
下から上に対して軽やかに動けることが重要になります。
一方歌は地面に根を張るような感じで、上から下へどっしりと構えるような方向性なので、
同じ良い姿勢でもバレエは飛ぶような下から上への方向性。歌は息を支える上から下への方向性で真逆なのだそうですよ。
確かにバレエの場合は踵より、つま先に力点を持っていくイメージがありますしね。
お話を伺っていて、市原太朗さんが仰るような立ち方をなさっていらっしゃるのを思い出しました。
のりしんさん
コメントありがとうございます。
そうなんですか!?教えて頂きありがとうございます。
実際に市原さんが歌っているのは見たことがなく、テレビなどで見たのも、
まだ歌を習は始めたばかり位だったので、そこまで気にして見たことがありませんでした。
こんど映像をちゃんと見てみます!
そういえば市原さんも、上の歯は見せたらいけないよレッスンで仰ってました。
のりしんさん
市原さんがどなたに指導を受けたのかはわかりませんが、
イタリア、スペイン、メキシコといったラテン系の良いテノールには特にそういうフォームの歌手が多いですよね。
今映像見たら、確かに高音を出す時などは、やや右を引き気味にして踵側に体重を乗せている感じがしますね。
よくこんな細かいところに気付かれますね。素晴らしい!
Yuyaさん、
Peter Schreierのドイツ歌曲集をクラシカジャパンで見ましたが、上の前歯は全然見せてませんでした。伴奏はBuchbinder。素人の私にとっては新たな発見でした。
のりしんさん
コメントありがとうございます。
Schreierの伴奏をBuchbinderがしてるのは1971年の映像でしょうか?
1946年生まれなので相当若い頃の演奏ですよね。
個人的には伴奏より独奏の方がなじみ深かったので、こんな若い頃に大御所の伴奏を務めていたのは驚きです!