【お知らせ】 来年に向けての試み アカペラでテノールアリア

今年があと数時間で終わってしまう訳ですが、
このような記事を扱っていると、演奏会が行われなければ中々新しい情報もなく、

苦肉の策として、自身でYOUTUBEを使って声楽的な技術や、歌唱を聴く時の良し悪しをどう判断しているかなんかも発信するようにしてきたのですが、

有難いことに、個人的に発声などの相談メールをしてこられる方がいらっしゃったり、レッスンのお話を頂いたりということもあり、
他人の演奏について書くだけでなく、自身の発信をもう少し積極的に行うため、
来年からは更に踏み込んで、自身の演奏映像も出そうかなと考えております。

と言っても、普通に歌っている演奏では面白くないので、
「アカペラでテノールアリア」というコンセプトでやってみようと思っています。
試しに3曲撮ってみました。

※アカペラは本来無伴奏合唱に用いられる用語ですが、今ではソロでも使われておりますので、あえてアカペラという言葉を使っております。

 

 

アカペラでテノールアリア①
マスネ ウェルテル pourquoi me reveiller

 

 

 

アカペラでテノールアリア②
ヴェルディ リゴレット questa o quella

 

 

 

アカペラでテノールアリア③
ワーグナー トリスタンとイゾルデ Westwärts schweift der Blick

 

今の状況を考えると、来年元通りになるとは考えにくいですし、
伴奏者と合わせて演奏するのも中々難しいですからね。

周りを見ていると、本番がなくなって練習に身が入らないというプロの歌手や、
全く歌わなくなったアマチュアの方を見かけるのですが、

一人でいかに楽しく歌えるかも重要なことだと思っていて、
むしろ自分の呼吸や間の取り方、言葉の扱いを研究するのに今は絶好の機会です。

伴奏を付けて歌うと、どうしても伴奏の影響を受けてしまいますから、
伴奏者の感覚に左右されず、100%自分の音楽ができると考えれば、
あえて一人で歌う方が楽しめることもあるということが、
一人で歌うことがつまらないと感じている方に伝わればと思ってやってみました。

とは言っても、伴奏がないと曲として成り立たないものも沢山ありますし、
リートなんかは伴奏があってこそですから、歌曲は今のところ取り上げるつもりはありません。
また、今後どのような曲をとりあげるかはまだ決まっておりませんが、もし気に入って頂ければ、コメントや高評価を頂けると動画更新の原動力となりますのでよろしくお願いします。

 

それでは、よいお年をお迎えください!

 

Yuya

2件のコメント

  • star より:

    はじめまして!
    実はブログをちょこちょこ見てまして、初めてコメントします。
    このブログから歌手の方を知れて、Apple Musicでアルバムなどをよく聞いておりますので、本当有難いです!!

    自分は合唱をやっているのですが、コロナ禍で練習できず
    Youtubeなどで声楽を独自で練習しています。
    発声や音域が自分のペースで改善できて良いです。
    合唱で言うと、練習は全体のペースで進むし自分の声と向き合う事も少ないので、全体練習が減ったのは嬉しいです笑
    yuyaさんみたいにYoutubeにあげてみたいです!

    これからもブログ更新を楽しみにしております!

    • Yuya より:

      starさん

      嬉しいコメントありがとうございます。
      一対多の指導になってしまう合唱は、指導者の方が指摘していることが本当に自分に当てはまることなのか、
      その情報の重要性を取捨選択することがとても難しいですよね。

      そして一番難しいのが、言われたことが本当に出来ているのかを確認する手段がないことで、
      やってるつもりでも一人では中々聴き手には伝わらないことが多々あります。

      独自で色々研究することはとても素晴らしいのですが、客観的に判断してくれる人は声楽の場合不可欠だと思いますので、
      プロの方のレッスンを受ける必要まではありませんが、
      合唱団のパートの中でも、信頼できる耳の方がいらっしゃれば意見を求めるということはされた方が良いと思いますよ。

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