あけましておめでとうございます。
新年早々、まさかバレンボイムの第九に感動するとは思いませんでした。
Ludwig van Beethoven: Symphony No. 9 | Daniel Barenboim and the West-Eastern Divan Orchestra
I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso 00:41
II. Molto vivace 17:54
III. Adagio molto e cantábile 29:59
IV. Presto 47:10
Choir of the German State Opera Berlin
West-Eastern Divan Orchestra
Daniel Barenboim | CONDUCTOR
Angela Denoke | SOPRANO
Waltraud Meier | MEZZO SOPRANO
Burkhard Fritz | TENOR
René Pape | BASS
高評価250、低評価0
というあり得ないような数字の演奏会。
流石にそこまでバレンボの第九が良い訳ないだろ~。
なんて思って聴いてたら、感動しました(笑)
パーペのバスソロは相変わらず言葉がはっきり聴こえるし、
普段は空気みたいなアルトソロも、マイヤーが歌うとやっぱり存在感が違うしで、
演奏スタイルは特にコレといって変わった部分はないのですが、
近年熱量低めで軽い演奏が流行っている中、テンポ設定は現代的でありながら音の重量感はやや古めと言えば良いのか、モダン楽器ならこういう演奏して欲しいな~。という、
痒い所に手が届く演奏と形容すれば良いのか、とにかくスマートでありながらも仰々しくないギリギリのところで大時代的な感じ香りもある。本当に良い演奏だったと思います。
デノケはテッシトゥーラ的にキツそうな部分もあったし、フリッツはちょっと鼻気味なところもありますが、低声陣の安定感が素晴らしいおかげで、ソリストのアンサンブルは見事だったと思います。
明日は恒例行事となった?
NHKニューイヤーガラの評論になると思いますのでお楽しみに。
それでは今年もよろしくお願いいたします。
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