昨日、コチラの記事でも紹介したライプツィヒ歌劇場ストリーミングを聴きましたが、トロヴァトーレとローエングリンは少し聴いただけで私の喉が悲鳴を上げるという有様で、なんとも酷い状態でした。
そんな欲求不満を解消してくれる演奏に出会えました。
Rosa Feola / Saimir Pirgu / Daniela Cappiello / Sergio Vitale – La Boheme, Act 3 – Giacomo Puccini
https://www.youtube.com/watch?v=-xCDc0xSmqQ
来日した時は思わずサインを貰ってしまったピルグがロドルフォで、
若手実力派ソプラノのフェオーラがミミ
更にマルチェッロを歌ったヴィターレは知りませんでしたが、カラっとした明るく強い声で、マルチェッロを歌うのに相応しくこちらも素晴らしい!
ムゼッタを歌ったカピエッロだけが声で歌っていて、他の3人は言葉で歌っているので言葉の飛び方、レガートの質が違うのですが、まぁ、この場面はあまりムゼッタ出番ないので、あまり演奏に影響はありません。
やっぱりピルグは上手い!
熱い歌唱をしながらも、決して勢いではなく、感情とブレスが見事に連動していて、そこに声が乗るので本当に歌唱としても表現としても自然。
やっぱり本物と、似て非なる歌唱は明確に区別されねばならないと、こういう演奏を聴くと思い知らされます。
本物と似て非なる歌唱については、近い内にゲストを交えて検証する動画を撮る予定になっておりますので、それまでお待ちくださいませ!
コメントする