最近日本の声楽事情についてインタビューをお送りしているため、
現在の日本の歌手の状況がよくわかる動画も紹介しておこうかと思います。
藤原歌劇団&日本オペラ協会 オペラガラコンサート2020
吠えてないのが沢崎 恵美氏と牧野 正人氏くらいかも・・・
☆オペラ紅白歌合戦2020:前半戦【町田イタリア歌劇団】
☆オペラ紅白歌合戦 後半【町田イタリア歌劇団】
☆新春 7テノールコンサート【町田イタリア歌劇団】
昔某研修所で指導を受けたことのある方とか、
音大受験の講習会で一緒になったことがある方とか、知人も何人かいるので複雑な心境ではありますが、ここには沢山芸大を出た歌手がいる訳なので、ある意味日本の声楽教育、それも一流と呼ばれる音大で、プロの声楽家になるべく教育を受けた方々がどうなるかという結果がここにあると言っても過言ではないと思います。
しかも、この演奏会で少々鼻に掛かり気味ではありますが、一人響きの質が違うテノールの岡坂弘毅氏が出た大学は徳島文理大学です(爆)
死ぬ気で芸大目指してる学生さんには、本当に習いたい先生がいるかどうかで大学を選ぶことをお勧めする。
その他の出演者については誰がどうとは細かく書きませんが、日本の声楽教育が健全であればこうはならっていないでしょうとだけ書かせて頂きます。
本当に日本の音大の声楽科を出る意味ってないな。
という想いがこれらの演奏会を聴いて一層強くなりました。
そして、上の映像を見た後で坂口裕子氏の声を聴くと、伸ばしている”i”母音でちょっと変わってしまうことはあるにしても、基本的な響きの質が明らかに違うなと改めて思う訳です。
日本人の女声歌手は特に中低音の響きの質で上手さが如実に表れる。
因みにこの方は大阪音大で教えていらっしゃるようなので、声楽家も西欧到底の時代がくるかもしれない。
最近特に女声は東京より名古屋とか関西の方が良い歌手がいる気がします。
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